ミロ美術館バルセロナにはミロの全ての芸術があった

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ミロ美術館バルセロナにはミロの全ての芸術があった

ミロ美術館バルセロナにはミロの全ての芸術があった



ジョアンミロは、スペインのバルセロナ生まれ。カスティーリャ語読みで「ホアン・ミロ」と表記されることもある。現在はカタルーニャ語読みを尊重し、「ジョアン・ミロ」と表記されるのが通例である(但し、厳密にカタルーニャ語の発音に従えば「ジュアン」がより適切とされる)。

1911年に神経衰弱と腸チフスの療養のため、カタルーニャの小村モンロッチに滞在。この頃から画家をめざす。バルセロナの前衛美術の拠点であったダルマウ画廊などを通して、ピエール・ルヴェルディ、フランシス・ピカビア、ギヨーム・アポリネールらに影響を受ける。

1921年にパリ、ブロメ通り45番地にアトリエを構え、隣人アンドレ・マッソンを知る。以降モンロッチとブロメ通りのアトリエを毎年往復ながら制作を続ける。マッソンのアトリエを中心に集まったブロメ街グループのメンバーの殆どがシュルレアリスム運動に参加していたことから、ミロをシュルレアリストの一員とする評価が一般的である。

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ミロ

90歳まで生きたミロ。東京の国立西洋美術館をはじめ、日本の美術館にも多くの作品が残る

ピカソをして「永遠の子供」と言わしめた、20世紀スペインアート界を代表する画家の一人ジョアン・ミロ。「絵画は詩だ」と言い、実際に多くの詩も残した彼ならではの、無邪気な子供の落書き風の摩訶不思議な作品が展示される美術館は、人気の観光スポット。自然いっぱいのモンジュイックの丘にあるので、散歩がてら訪れてみるのもいいでしょう。

ピカソやダリと並ぶ有名画家であるわりに、ミロの生涯や人柄などについて取り上げられることが少ないのは、前者二人ほど強烈な個性がなかったからかもしれません。

バルセロナで生まれ育ったミロですが、画家として成功するまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。ミロ自身の父親が、協力的ではなかったため希望する美術学校に通えなかったり、そのため学校卒業後は薬局で働いていたこともあったそう。さらに一時は病に倒れ、田舎で療養生活を余儀なくされていた時期もありました。

それでも絵画の道を諦めず、1912年パリに移住。ピカソなどの画家たちと交流しつつも、画家の世界だけに入り浸ることを嫌い、へミングウェイなどとも親しかったと言われています。また自由奔放に描かれたミロの作品は、超現実主義とも呼ばれるシューレアリズムの芸術家たちに共鳴されることも多かったそう。
 
ミロ美術館の見所
外観

緑に映える真っ白な建物が印象的なミロ美術館

1968年にジョアン・ミロ自身の意思で美術館設立を志し、1975年にモンジュイックの丘にオープン。ミロの絵画や彫刻など10,000点を擁するコンテンポラリー美術館です。作品の大半は、作品を多くの人に見てもらえるようミロ自らが寄付したもの。スケッチやデッサン、絵画、陶器や彫刻、布を使ったアートなど幅広い作品が見物。

見逃せない作品は、1901年に描かれた最も古い作品の「足治療医(El Pedicuro)」、鉛筆と墨汁を使ってバルセロナの高級地区を描いた「ペドラルベスの通り(Calle de Pedralbes)」、悲観的な心情を表した「男と女、たくさんの排泄物の前で(Hombre y mujer frente de montón de excrementos)」、第二次世界大戦中、フランスのノルマンディー地方に疎開しなければならなかった頃に現実逃避を望んで描いた作品「朝の星(Estrell matinal)」など。毛糸の貼り絵のような「財団のタペストリー(Tapiz de la fundación)」もユニークです。ミロがどういう心情で描いたのか知って鑑賞すればさらに楽しめるはず。

<DATA>
■Fundación Joan Miró(ミロ美術館)
住所:Parc de Monjuïc s/n 
TEL:93 4439 47093 4439 470
閉館日:月曜
開館時間:火~土曜 10:00~19:00(10~6月)10:00~20:00(7~9月)、木曜 10:00~21:30 日、祝日 10:00~14:30
入館料:11ユーロ(一時的な展示にはプラス4ユーロ)
アクセス:地下鉄1、3号線Pl.Espanya 徒歩20分


 
周辺の観光名所
サルダーナ

展望台近くにある、カタルーニャ州のダンス、サルダーナを踊る人々の像

さて、ミロ美術館見学にモンジュイックの丘まで来たら、是非周辺も散歩してみましょう。モンジュイックの丘には、オリンピック競技場や、バルセロナの海岸などが見下ろせる展望台、丘の頂上には要塞があります。いずれも徒歩で行けますが、頂上までは距離があるので、ミロ美術館を出て左に歩いて行ったところにあるロープウェーに乗ってもよいでしょう。自然の多い開けた場所である分、視界に入らない所も多いので、お昼時や夕方から夜にかけてなど人通りが少ないときに一人で行動するのは避けましょう。
 



美術館以外にもあるミロの作品
ミロ美術館テラス

カラフルでキュートなミロのオブジェは屋外でもよく映える

スペイン広場近辺にあるジョアン・ミロ公園には、ミロ最後の大きな像の作品となった「女と鳥(Dona i ocell)」があります。池に浮かぶ赤や黄色のタイルで飾られた22メートルのモニュメントは必見。

また、観光名所として有名なランブラス通りの地下鉄リセウ駅近くの路上にも、ミロのモザイクがあります。足元を見て歩かないと見落としてしまうので要注意!

日本からの往復便が到着しないバルセロナ・エル・プラット空港T1の建物もミロのタイルの壁画で飾られています。






 

バルセロナが誇る芸術家ミロ

バルセロナに生まれたアーティスト、ジョアン・ミロ。
彼の作品を思う存分に鑑賞することができるMuseo De La Fundacion Joan Miroミロ美術館が、モンジュイックの丘にあります。こ の美術館では、ミロの8歳から絵画や彫刻類を始め、タペストリー、版画、ポスター類など合わせて1万点近くが所蔵されています。初期の作品からサインを使 うようになった末期の作品まで、彼の画家としての思考や変化・成長の流れを観ることができる、とても興味深い美術館になっています。ミロ は、ピカソも通った美術学校に通いますが、商業学校を卒業後はドラックストアで働きます。腸チフスの病を治すため田舎で療養し、戻ってきてからは再び美術 学校へ入り、様々な芸術と触れ合って行くようになりました。その頃、建築家ガウディとも出会い、人柄の素晴らしさを多く語っています。若い頃は、セザンヌや印象派らからの影響、また日本の浮世絵からも影響を受けたといわれ1919年の作品からは、超時間的なロマネスクのフレスコ画の影響も見られるとされています。

 

ミロらしい作風があちらこちらに

tapiz de la fundacion 1979  textil

この美術館で、目玉のひとつ1979年作の「財団のタペストリー(Tapiz de la fundacion)」
部屋のサイズに合わせて、とても大きなサイズで作られました。宙に浮いているかのような女性が、地上のものであることを示すために、天井に星や月を描いています。

晩年、ミロはこのようなマークで表現するようになります。
また、この頃、黄、青、赤、黒といった色彩を使うことを好んでいます。
まるで、「詩」や「音楽」が聞こえてきそうな、他に類を見ない、ミロ独自の作風で描かれています。

 

美術館から街が一望

IMG_0013

美術館内のテラスからは、バルセロナ市内を一望することができ、こちらもおすすめ。

 

mirocafe (10)

カフェも併設されているので、軽食をとったり、休憩もできます。

 

mirocafe (1) 【ミロ美術館、カフェテリア】
美術館にあるお勧めカフェは眺めも良く、ランチもあります。

 

日本語のオーデイオガイドもお勧め

IMG_0027

また、ミロ美術館はショップでは充実した品揃え。実際ミロ作のリトグラフも売られています!
面白いお土産も見つかるかもしれません。

日本語のオーディオガイドを3ユーロと割安で貸し出しています。

(理由はビジュアル映像がついていないためですが、作品解説は十分にされていました)

 

住所 Parc de monjjuic  【地図はこちら】
URL http://www.fundaciomiro-bcn.org/
TEL 934 43 94 70
開館時間 11月-3月 10:00~18:00、4月-10月 10:00~20:00 木曜 10:00~21:00 日曜、祝日 10:00~14:30  閉館:月曜日
料金 €12、学割・シニア€7、14歳以下無料
最寄駅 メトロ1,3号線プラザ・エスパーニャ駅からバス150番。フニクラ パルク・モンジュイック駅から徒歩4分
 




今回もたまたま近くに来たのでミロ美術館へ向かいます。駅から歩いて10分位の場所にミロ美術館があります。
 

miro1料金は€11。

ミロってなんかふざけてる感じの絵がたまらなく魅力的ですよね

miro2いいキャラがいっぱいいたのにお土産品やグッズになってなくて残念でした。けれどもグッズが豊富で見ていて楽しめました。

閉店時間が迫っていてまったくゆっくり見ることができず失敗しました。モンジュイック城ではしゃぎすぎたことを後悔しました(笑)。モンジュイック城の前に行くことをオススメします。

営業時間等はミロ美術館の
サイト(営業時間のページ)をご確認ください。
バルセロナオリンピックのスタジアムもモンジュイック城の辺りなので行きたかったのですが時間がなくていけませんでした(T_T) 余裕のある方は行ってみると楽しめるかもしれません。



更なる「ミロ美術館」についての詳細

モンジュイックの丘にあるミロ美術館は、正式には「ジョアン?ミロ財団・現代美術の研究センター」といい、20世紀を代表する芸術家ジョアン?ミロ(1893 - 1983)の作品等を中心にしたいわゆる個人美術館です。絵画をはじめとするミロの作品や友人たちの作品など1万点を超える所蔵点数、施設の規模、活動の質の高さは、個人美術館として世界最大規模といわれています。世界的な芸術家や知識人、ミロの遺族で構成される財団によって運営されています。



「ミロ美術館の歴史」について

ミロは20世紀初頭にシュルレアリスムに傾倒し、パリに出てからピカソらと交流を持ちながら、他の芸術家らとは一線を画した自由奔放な作風で世界的に知られました。1968年にサン・パウ病院で開かれた大規模な個展で美術館建設の構想が練られ、ミロの親友で世界的建築家のホセ・ルイ・セルト(1902 - 1983)が無償で設計し、1975年に開館したのがこの美術館です。開館から40年も経過していますが、若い人たちのためにとミロが構想したこの美術館は、現在でも最新のアートシーンの情報発信センターとして機能しています。



「ミロ美術館の見どころ」

コレクション展や企画展といった展示コーナーは美術館では一般的ですが、ミロ美術館にはこの他に「Espai(=エリア)13」という特別展示コーナーがあり、世界的なアーティストたちの実験的な現代アートを楽しめます。また「生涯子どもの心」ともいわれたミロならではのミュージアムグッズがさすがに秀逸。ミロニー(Mironi)というキャラクターが人気です。モンジュイックの丘に位置しているため、カタルーニャ美術館と合わせて訪れる

世界各地に散らばっていたミロの作品を一堂に集めて1975年に開館。500点以上の絵画や彫刻、1万点近いスケッチやデッサンを所蔵し、ミロのほかにもマルセル・デュシャン、マックス・エルンストといった現代アーティストの作品が観られる。


「ミロ美術館情報」
■住所:Parc de Montjuic
■交通アクセス:スペイン広場から50番のバスで約5分
■TEL:93-4439470
※現地の電話番号になります。日本からおかけの場合は、
スペインへの電話のかけ方をご参照ください。
■開館時間:火~土10:00~19:00(7~9月~20:00、木~21:30)、
日・祝10:00~14:30
■所要時間:2時間


ミロ美術館ではちょっとした小旅行気分になっちゃう



バルセロナ出身の画家JOAN MIROの作品を多数所蔵するミロ美術館(FUNDACIO DE JOAN MIRO)はモンジュイックの丘の上に位置しています。シンプルで真っ白な建物はバルセロナの明るい太陽の光と青い空にとても引き立っています。モンジュイックの豊かな自然に囲まれ、町の喧騒を忘れさせるような静かなスポットとして、市民にも人気な美術館なのです。またこの美術館からの景色も素晴らしく、バルセロナの町全体をまさに一望できるのです!



ミロの芸術への思いを伝える美術館

ミロ美術館はミロ自身が現代美術擁護を目的に、バルセロナに自身の作品を寄贈する形で1975年に設立しました。建物は同じくバルセロナ出身の建築家ジョセップ ルイス セルト(JOSEP LLUIS SERT)によって設計されています。自然光を多く取り込んだ建物に、ミロのカラフルな作品が溶け込んでいて、美術を楽しむ!そんな雰囲気を作り上げています。所蔵するミロの作品も充実していて、スケッチなどを含めると一万点こえるといわれています。また若手アーティストの展覧会なども年間を通して行われています。




ケーブルカーを使って

丘の上にあるのでアクセスは不便?と思われるかたも多いと思いますが、是非FUNICULARとよばれるケーブルカーを使っていくことをお勧めします!メトロPARAL LEL駅から改札を降りることなく(メトロ料金内)、ケーブルカーに乗り換えできるのです。ケーブルーカーは約10分間隔であり、丘の上までは5分ほど。ケーブルカーを降りるとそこはもうモンジュイックの丘の上!市内の空気との違いに気がつくことでしょう!



美術館内にあるレストランもお勧め!

スペインでは美術館のレストランが最近少しずつ注目されていますが、このミロ美術館にあるレストランもその一つ。平日のランチ時間のみのオープンですが、創作地中海料理を味わうことができます。天気のよい日はテラスでの食事もできて、景色もよく、静かな落ち着いた雰囲気のなかで、お食事が楽しめるのです!もちろんカフェだけの利用もできますが、是非ランチにあわせて、美術館を訪れてみてはいかがでしょうか?それではまた。


【関連情報】

■FUNDACIO JOAN MIRO
住所:PARC DE MONTJUIC
TEL:93-329-1908
開館時間: 祝日・祭日 10:00-14:30 / 火ー土 10:00-19:00
(7月-9月 10:00-20:00 )
休館:月曜日 入場料:7.5 ユーロ(2007)
■FUNICULAR
営業時間:秋・冬 9:00-20:00 春夏 9:00-22:00
■レストランFUNDACIO MIRO
TEL:93-329-0768
営業時間:火ー土 13:00-15:45


※世界放浪異端児トシカズがバルセロナ旧市街をバックパックしながら時おり喫茶店に入って「恋愛YouTubeマーケティング」で一気に50万円稼いだ話しを今だけ公開中。


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